スラムダンクの裏設定!知れば知るほど漫画がぐーんとおもしろくなる

『週刊少年ジャンプ』で1990年から1996年にかけて連載された

人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」

バスケ漫画は他にもありますが

2020年になった今でも色褪せることがなく

あの感動をもう一度味わいたく

ついつい手にとってしまうそんな作品ではないでしょうか。

ところで皆さんはスラムダンクの裏設定をご存知ですか?

純粋にバスケットを楽しむだけでも十分すぎる作品ですが

裏設定を知ればキャラクターにもっと愛着がわき

もう一度読み返してみようかなと思えるようなおもしろいネタがいっぱい詰まっていますよ。

それでは早速いってみましょう!!

目次

水戸洋平は湘北バスケ部のシューターになる設定だった

桜木軍団と称し、桜木とつるむ仲良し組の中に

水戸洋平というキャラクターがいます。

桜木には水戸以外にも3人の友達がいるのですが

水戸だけ最初から特別存在感が出ていることに気が付きませんでしたか?

他の3人はいつもその他でまとめられるのに

彼だけしっかり名前が紹介されているところや

他の3人よりもケンカは強いなど格の違いを感じますよね。

そしてイケメン!

これは湘北バスケ部レギュラーの5人目を

水戸洋平にするつもりだったからだそうです。

ですが、登場回数が少ないことや

バスケ部に加入する動機も弱いことが理由で

バスケ入りしない方向へと変わっていったそうです。

水戸のユニフォーム姿も見たいですが

不良は桜木の他にもリョータが登場するので

水戸と続くとキャラクターの設定が大きく被ってしまい

面白さがなくなってしまうため

これはこれでよかったんじゃないかなと思っています。

桜木軍団の「野間」「大楠」「高宮」は福岡県の地名

花道率いる不良グループで

いつもその他でまとめられがちの3人。

この3人には福岡県の地名がつけられています。

作者の井上氏は鹿児島県出身なので

同じ九州の福岡の地名からとったのかもしれませんね。

バスケ部ではないので登場回数は少ないですが

桜木を冷やかしつつも試合はいつも応援に駆け付ける友達思いの3人組です。

ミッチーは湘北バスケ部のレギュラーになる予定はなかった

https://twitter.com/51smile/status/1284889213175885825

水戸洋平が湘北バスケ部に入れなかった理由に

ミッチーの存在が大きく関わってきます。

ミッチー・三井寿は湘北のポイントゲッターとして欠かせない人物となっていますが

実はミッチー、最初はただの不良として登場するだけで、メンバーに加わる予定はなかったそうです。

井上先生が話を進めていく中で

だんだんミッチーに愛着がわき

途中からメンバーに入れることを決定したそうです。

ミッチーがいなければ安西先生のあの名言を聞くことはできませんでした。

そう考えると何だか感慨深いですね…。

ちなみに『三井の寿(みいのことぶき)』という名前のお酒からとったらしいですよ。

井上先生が大好きだった日本酒で

醸造元は福岡県にあります。

何かと福岡県はよく出てきますね。

この日本酒は国内だけでなく、世界でも有名で高く評価されています。

小暮先輩愛用のうさぎTシャツ

https://twitter.com/mkck37458/status/1257244076438507520

ミッチーと言えば、湘北メンバーに入る時はもう大変でしたよね!

バスケ漫画なのに、バスケ部が潰れてしまうかもしれない大惨事が起きてしまいました。

その時に小暮先輩が着ていたTシャツは

原作ではかわいいうさぎがプリントされたTシャツでした。

しかしアニメではそのプリントが無くなっています。

どうやらミッチーの暴力事件をより緊迫感をもたせるために

あえて無地のTシャツになったそうです。

流川楓が聞いている曲はプリンスの「NEW POWER GENERATION」

チャリ通学の流川楓ですが、彼は耳にいつもイヤホンをしていますね。

気が付いていましたか?

いつも寝ながら自転車を運転しているので

そっちばっかり気になっている人も多かったでしょう。

流川楓が聞いている曲はプリンスの「NEW POWER GENERATION」なんだとか。

プリンスはアメリカのミュージシャンで

これまでに12作品のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出した

数多くのミュージシャンに多大な影響を与えた

カリスマ的な存在として知られるアーティストです。

スラムダンクは1990年から少年ジャンプで連載がスタートし

丁度そのころはプリンスの全盛期でもありました。

もしかしたら、井上先生もプリンスの曲を聴きながら絵を描いていたのではないでしょうか?

主人公・桜木花道のモデル像

188センチ、体重83キロと何もしていなくても目立ってしまう大きな体に加え

頭の色は奇抜な赤色という桜木。

桜木はインターハイ出場を懸けた神奈川県予選の決勝リーグで

海南戦をきっかけに坊主になるのですが

このモデルはNBAで活躍したデニス・ロッドマンがモデルになっているのではと噂されています。

デニス・ロッドマンとは、プレイ以外にも破天荒すぎる言動から「悪童」と呼ばれており

髪の毛を赤やヒョウ柄などの奇抜な髪型でも注目を浴びていました。

『リバウンドは掴むものではなく、触るもの』

なんていうリバウンド王にふさわしい名言も残しています。

桜木は「リバンドを制する者は試合を制する」

ブツブツ言いながらゴール下で頑張っていましたね。

しかし、井上先生は花道にモデルはおらず

居るとすればチャールズ・バークレーだと明言しています。

チャールズ・バークレーは

NBA史上最高のパワーフォワードと評価されています。

桜木もパワーフォワードでしたね。

身長は195cmとNBAでは低身長でしたが

コート上を端から端まで高速で駆け抜けるスピードとリングの遥か上まで手が届く跳躍力で

2メートル級の大男たちを打ち負かす実力がありました。

海南高校のキャプテン・牧はサーフィンで小麦色

インターハイ17年連続出場

全国2位の強豪校海南のキャプテン・牧紳一。

初めて登場したのは、湘北のインターハイ予選を見に来た時でしたね。

彼の肌の黑さはサーフィン焼けだそうです。

なんでも、原作終了後の黒板漫画には牧がサーフィンをして楽しむ姿が描かれており

「肌の黒さの秘訣はわかった」と評価されています。

バスケットって室内スポーツなので

あの黒さは生まれつきと思っていましたが日焼けによるものだったんですね。

強豪校なので練習もハードなはずなのに

サーフィンする余裕も彼にはあるとは衝撃でした!

井上先生はジャイアンツファン

主人公の桜木花道の誕生日は4月1日という設定をご存知でしょうか。

この誕生日は桑田真澄投手と同じ誕生日だそうです。

他にも、安西先生が教え子・谷沢龍二のお墓参りに行った際

墓の名前が全て巨人の選手の名前になっています。

気になる人はチェックしてみましょう。

赤木キャプテンの女性のタイプは宮沢りえ

誰よりもバスケを愛し

バスケのことだけしか見えていない赤木ですが

そんな彼にも憧れの女性像があるようです。

桜木がバスケ部に入部するために

赤木に気に入られようとして

1学年上の安田から赤木の好きなものを聞き出していました。

そして次の日、桜木は赤木の教室へと行き

大量のバナナの入った箱と宮沢りえの写真を数枚贈ったのです。

バナナは赤木のイメージがゴリラだからという桜木の思いつきですし

好みの女性も直接本人が言っているわけではないので信憑性は低いですが

宮沢りえさんは負けず嫌いで勝つまでやるといった根性がある女性です。

「根性がない奴は嫌いだ!」

と言っている赤木キャプテンですから

案外間違ってはいないのかもしれませんね。

まとめ

やっぱりスラムダンクは読み込めば読み込むほどに奥深いですね。

漫画やアニメでは説明されない部分ですが

こういった細かい裏設定に注目していけば

原作者の井上先生の人柄が見えてきたり

スラムダンクに対する愛情みたいなものが感じることができますね。

他にもまだ何か見つかるかもしれませんね。

さあ、漫画の隅々までチェックしてみましょう!!


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